三線の伝来については諸説あるが、14世紀末、中国福建の閩江(ビンコウ)下流の住民である閩人(ビンジン)によって三線の原型となる三絃(サンスェン)が持ち込まれ、15世紀に琉球国王の尚真(ショウシン)によって士族の教養の一つとして奨励されるようになったと言われている。
また、その後琉球王国から現在の大阪府堺市に伝えられ、日本の三味線に形を変えて普及したと言われている。
棹の形
南風原型(フェーバラー)
拝領南風原型(ハイリョウフェーバラー)
翁長親雲上型(オナガペーチン)
知念大工型(チニンデーク)
久場春殿型(クバシュンデン)
久葉の骨型(クバヌフニー)
真壁型(マカビー)
宇根親雲上型(ウーニペーチン)
平仲知念型(ヒラナカチニン)
与那城型(ユナー)
小与那型(クーユナー)
江戸与那型(エドユナー)
佐久川与那型(サクェカーユナー)
鴨口与那型(カモグチユナー)
琉球古典音楽の演奏家は与那城型(ユナー)を好む傾向があるとのこと
流通が圧倒的に多いのは真壁型(マカビー)らしい
一口に「沖縄の三線」と言っても、いろいろな型があって、音楽のジャンルによっても好まれる型があるのだな
型によって何が違うのだろう 音か? それとも単なる好みか?
琉球国発祥の楽器だと思っていたが、発祥国は中国なのだな
今まで細かいことまで、あまり深く考えたことが無かったが、棹ひとつ取ってもこんなに種類があるとは
まぁ、自分程度の腕前だと、どれを弾いても違いがわからないだろうな
ちなみに、自分の三線の型を調べてみたところ真壁だった
一番スタンダードな型
コメント